河合薫 くにまるジャパン 2015年9月7日（月）のニュース解説コーナー「深読みジャパン」の音声です。
今回のコメンテーターは、健康社会学者・河合薫さんです。
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今日のオープニングは、先週の休みの過ごし方や、
メッセージテーマ「とっても不思議なお話」などの話題です。
深読みジャパンのコーナーは、政党交付金を「人件費」名目で飲食、
インドの新幹線「高速鉄道」についてコメントしています。
■深読みジャパン
・政党交付金、「人件費」名目で飲食 元議員秘書ら証言
年約３００億円が配分される政党交付金で、
「人件費」に支出しているとの名目で飲食費や
情報提供者への謝礼などに使われる事例があることが、
元国会議員や秘書らの証言でわかった。
人件費は、国に出す使途報告書に支出先の記載や領収書の添付が不要で、
支出全体の３割を占め、一部の政党は見直しを求めている。
政党交付金は制度化されて２０年。
計６４７１億円が配られてきた。
当時、企業・団体献金に絡む事件が続き、
税金で政治資金を負担してクリーンな政治をめざすとして導入されたが、
趣旨に逆行する形だ。
「人件費ならばれない」。
参院議員の元秘書は２?４年前の事務所の状況を振り返る。
議員の息子らから鉄道会社の領収書が郵送される。
５千円や１万円の交通系ＩＣカードのチャージ代で、
会計担当の秘書に聞くと、息子らが飲食や生活費に使うと明かされた。
議員は政党交付金から同額を息子らに渡すという。
【朝日新聞記事より引用】
・インド高速鉄道に「新幹線方式」推薦 日印共同調査
インド政府の高速鉄道構想について、
新幹線と同じ鉄道システムの導入を推薦する日印共同の
事業性調査がまとまった。
巨額の総事業費をどう調達するかが課題で、インド政府は今後、
資金計画を検討する。
調査結果が２０日、インドのプラブ鉄道相に提出された。
調査は、インド西部のムンバイ―アーメダバード間（約５００キロ）で
高速鉄道を整備する場合を想定。
日本やフランスなど各国の高速鉄道を比較した結果、
①専用の軌道を持つ
②（仏ＴＧＶのように）機関車が客車を引っ張るのではなく、
全車両に走行用モーターを積んだ動力分散方式による車両の軽量化
③レールを通して信号をやりとりする通信方式――などを備える
鉄道システムを推奨した。
名指しはしていないものの、
日本の新幹線が採用しているのと同じシステムだ。
設計上の最高速度は時速３５０キロ（営業最高速度３２０キロ）、
建設期間は２０１７～２３年で、
総事業費は９８００億ルピー（約１兆９２００億円）と見積もった。
【朝日新聞記事より引用】
・インド地下鉄工事の指揮をとる阿部玲子さん、来局 今月、山口大学で講演会！(スタッフ記)
いつもおはようKRYをお聴き下さり、ありがとうございます。
県人アワーを担当しているスタッフです。
今日はブログを書かせて頂きますね。
9月に「県人アワー ふるさとdeつなごう！」でご紹介した、
トンネル掘削のスペシャリスト、インド・バンガロールで
地下鉄工事の指揮をとる阿部玲子さん。
この度帰国し、山口放送にも足を運んで下さいました。
阿部玲子さんは下松市の出身で、山口大学工学部の卒業です。
大学院の修士課程を修了後、ゼネコンに就職したものの、
当時の日本は女性がトンネル工事の現場に入ることすら
許されない状況でした。学んだ技術を生かすため、
阿部さんは海を渡ります。まずはノルウェーに留学、
ヨーロッパ最北端の地ノースケープで海底トンネル工事を学び、
その後は台湾新幹線プロジェクトに参加。
インドの首都デリーの地下鉄工事でもトンネル技術者として活躍されました。 そして2010年から現在に至るまで、
インドのシリコンバレーとも呼ばれるバンガロールで、
地下鉄工事の総指揮を務めておられます。
【おはようKRYブログ記事より引用】
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